コラム

空母ミッドウェイ

みなさんこんにちは。石井です。

GW真っ最中ですが、当院も5月3日(水)~5日(金)は休診させて頂きます。患者様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

先日までアメリカ矯正歯科学会でサンディエゴを訪れていましたが、サンディエゴは軍港都市で、トム・クルーズが一躍有名になったトップガンの撮影地でもあります。

街中を歩いていても多くの兵隊を見かけましたし、学会場の外では轟音を響かせて軍用機が飛んでいったりしていたので、軍港都市としての側面を肌で感じました。

そんな軍港都市サンディエゴには空母ミッドウェイがそのまま博物館になって一般に公開されています。

 

学会場からも歩いて行ける距離だったので見学に行ってきました。北朝鮮情勢が思わしくない中、ニュースで流れてくる空母カール・ヴィンソンよりも数世代前の空母ですが実物は迫力があります。

 

甲板の上には戦闘機が展示してあり、その戦闘機が発着する訳ですから、当たり前ですが甲板には広大なスペースが広がっています。

そんな空母ミッドウェイですが、艦内も色々と見学できます。そんな中、興味深いセクションがありました! 歯科の診療室です!

 

個室の診療室が3つほどあり、レントゲン室から技工室、ブラッシングコーナーまで完備されていました。空母の中とは思えない設備です。

戦地に赴く訳ですから、全身麻酔の完備した手術室があったり、医療設備は非常に充実していました。もう退役した一昔前の空母でこの設備ですから、現代の空母はさらに充実した設備になっているんでしょうね。

歯科の設備だけ考えても、とんでもない費用と人員を割いている訳ですから、こんなことにお金をかけないで済む世の中になって欲しいものです。

空母ミッドウェイの中の歯科診療室を見学して、桁違いの軍事力を持つアメリカの一面を感じました。