歯とお口の豆知識

長期計画と短期計画

みなさんこんにちは。石井です。

9月に入って朝晩は少し過ごしやすくなってきました。秋が少しずつ近づいてきているのかもしれませんね。

歯並びの治療と言うと、「早く治療を始めないといけない」とか、「早期治療が有効ですよ」とか、とにかく早く治療を始めることが何よりも大切であるかのように聞かれている患者様もいらっしゃいます

早期から治療を開始するメリットもありますが、早ければ早い方が良いわけではありませんし、歯並びに応じて治療を開始する時期は変わってきます。

20160904_1

歯並びの治療を進めるには、「長期計画」と「短期計画」の両面から考える必要があります。

仮にまだ乳歯が残っているような歯列であっても、将来生え変わったらこうなるだろうな、ということ予測して、今必要な治療を行います。

当面の治療目標である「短期計画」と、最終的な治療目標である「長期計画」を併せて考えなければ、美しい歯並びは得られません。

20160904_2

 

インターネット上の情報や患者様の声を聞いていると、「長期計画」がないまま「短期計画」だけで治療を進めている症例があることに気付かされます。

 

 

例えば、前歯がガタガタに生え変わってきたといって、急いで前歯の矯正治療を始めている患者様を目にしますが、患者様の治療目標は「前歯だけを綺麗にする」ことなのでしょうか?

前歯を綺麗にするという「短期計画」に、将来の歯並びをどのように治療するかという「長期計画」が伴っていれば良いのですが・・・ 多くの場合、目先の問題だけを解決しているに過ぎません。

いかに先を予測して治療を行うかが非常に大切です。「長期計画」を立てて、予測と実際の変化の違いを修正しながら治療を進めていくのが矯正治療です。

歯並びや噛み合わせのことで気になることがあれば、お気軽にご相談下さい。