コラム
技術革新の賜物
みなさんこんにちは。石井です。
矯正歯科治療では、レントゲンのトレースと言って、横顔のレントゲンをトレーシングペーパーのようなトレース用紙に透かし書きすることが必要です。
現在は、レントゲンがデジタル化され、トレース作業もパソコンのソフトを使ってモニター上で行うので、トレース用紙に手書きでトレースすることは少なくなりました。
ただ、専門医の更新審査等では、手書きのトレースが必須で、今年は更新のための症例審査を受けようと準備を始めました。
大昔は、シャウカステンというレントゲンフィルム専用のライトパネルがありましたが、専用のものはほとんど見かけなくなり、写真のネガ(これももう見ることはないですよね・・・)を見るためのライトパネルを使ってトレース作業をしていました。
左がこれまで使っていたライトパネルですが、少々ライトが暗くなってきて見にくくなってきたので買い替えました。
買い換えたライトパネルは、光源がLEDになったので、驚くほど薄くで、かつ、昔に比べると圧倒的に安いんです。
正直、パネルの薄さに驚きました。
このパネルの上でレントゲンをトレースするので、薄い方が書きやすいんです。
安くなって、薄くなって、明るくなる。技術革新の賜物です。
もっと早く買い換えれば良かったです。