学会・講習会
矯正セミナーに参加しています
みなさんこんにちは。石井です。
今日は東京に来ています。コロナ禍になってから東京に来るのも久しぶりです。
これまた久しぶりにリアルに開催される矯正のセミナーに参加しています。
“埋伏歯保存治療のストラテジー”
生えてくるはずの永久歯が生えずに埋まってしまう状況を“埋伏歯”と呼びますが、決して珍しいものではなく、臨床上は度々遭遇します。
これまでも多くの埋伏歯治療を手掛けてきたので、目から鱗というような新しい知見は得られませんが、治療上のちょっとした工夫や診断のtipsのような、実際の臨床で役立ちそうなお話しも聞けています。
個人的には、埋伏歯をどう治療するか、ということよりも、どうやって埋伏を回避するかがより重要と考えているのですが、矯正歯科専門開業の先生方だと、埋伏する一歩(半歩?)手前に遭遇することが少ないのでしょうね。
実際に矯正歯科に紹介されるときは、“埋伏歯を治療してください”と依頼されることが大半なんだと思います。
この一歩手前で対処できると、埋伏せずに助かる永久歯も数多くあるように感じます。
小児歯科医や一般歯科医の診断力が上がることと、矯正歯科医との連携が、埋伏歯治療の肝ですね。
そうは言っても不幸にして埋伏してしまう患者様もいるわけですから、いかにして救う(治療する)かも重要です。
午後からもしっかり聞いて帰りたいと思います。
なお、明日(19日)は就学前検診で休診です。患者様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。土曜日以降のご連絡をお願いします。