コラム

1.17希望の灯り

みなさんこんにちは。石井です。

菜種梅雨のような何となく“ぬるい”温かさを感じる雨ですね。冬将軍はどこに行ってしまったのでしょうか? 単純に暖冬の一言で片付けられないような異常気象ですよね・・・

1週間遅くなってしまいましたが、東遊園地の1.17希望の灯りに行ってきました。

 

あの震災からもう25年も経ったんだなぁとしみじみ感じ入りました。僕も震災の罹災者ですが、幸いにも今日まで無事に人生を送れていることに本当に感謝です

25年前の震災当日は大学卒業の年で、卒業試験の試験日でした。確か予防歯科学の試験だったような・・・ 神戸市内に住んでいた僕は、大学まで行けるわけもなく、大きな混乱の真っ只中に放り込まれたような状態でした。

震災後の不自由な生活の中、何とか歯科医師国家試験を迎え、無事に歯科医師になったので、震災後の経過がそのまま僕の歯科医師人生と重なります

自分の中では震災の記憶は鮮明に残っていますが、だんだんと震災を知らない世代も増えていっている中、きちんと次の世代に繋いでいかないといけないんですね。周りの誰しもが体験して知っていることのように思ってしまう自分がいます。

1.17希望の灯りを眺めながら、25年前を思い出しつつ、これからの人生を考えされました。