コラム

みなさんこんにちは。石井です。

今日は校医を務めている霞ヶ丘小学校に歯科検診に行ってきました。

朝晩は涼しくなってきて秋の気配を感じますね。

春の検診が新型コロナ感染症での影響で中止になって、秋に全ての検診が集約された感じですね。

感染症対策でいつもとは少し勝手の違う検診でしたが、300人近い子供たちを検診しました。

比較的虫歯のある子供たちは少なったのですが、親御さんが歯並びを心配されている子供たちが多くいました。

矯正歯科専門医の立場で“歯並び”を検診をするのが難しいんですよね・・・

検診では、異常があるかないかを判断するのですが、虫歯と違って、歯並びは治療を始める“時期”があります。

いくら歯並びに異常があっても、今は治療の時期ではなく、もう少し生え変わりが進んでから受診した方が良い、という子供たちが数多くいたのですが、これらの子供たちを「異常あり」とするのか「異常なし」とするのか、実際治療をする立場の矯正歯科医としては悩みます。

異常がないわけではないのですが、今すぐに受診しても仕方がないし・・・という感じなんです。

まず一度矯正歯科を受診して、説明をしっかり聞いてもらえると良いと思います。

なかなか学校検診で細かいことは伝わりません・・・

また再来週も歯科検診に訪問します。少しずつ季節が進んでいるかもしれませんね。