見えない虫歯に注意ですよ!

みなさんこんにちは。石井です。

先日、福岡県の博多で大規模な道路陥没事故がありましたね。幸い事故に巻き込まれた方はいなかったようですが、突然あんな風に道路が陥没したら驚きます。

そんな道路陥没事故を見て、ふと虫歯のことが頭に浮かびました。時々こんな患者さんが来院されます。

「ついこの前まで全く歯に穴もあていなかったし、学校の歯科検診でも虫歯がなかったのに、昨日見てみたら歯が大きく欠けているんです!」

まるで博多の道路陥没事故みたいじゃないですか? 突然道路が陥没する=突然歯が欠けて穴があく・・・

2つの事例は基本的には同じ状況で起こります。要は中で空洞化が進んでいた、ということです。

虫歯の場合は、歯と歯の間の虫歯が少しずつ進んでくると、道路陥没事故と同じようなことが起こります

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左のレントゲンを見ると、歯と歯の間に黒い影が写っているのが分かりますか? 黒く写っている影は虫歯になって穴があいてきているところです。

 

歯と歯の間から虫歯はできているのですが、歯と歯の間から横にトンネルを掘るように虫歯が進むので、歯の上から(お口の中から)見ても穴があいているようには見えません。学校検診でも見つけることは難しいです。

この虫歯のトンネルが進むと、かみ合う面が支えられなくなって陥没して穴があきます。道路の陥没と同じですね。

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上の写真の患者さんとは別の患者さんのレントゲンですが、虫歯が進んで穴があいてしまいました。

 

 

このように歯と歯の間の虫歯が知らず知らずのうちに進んでしまうことがあり、予防のためにはデンタルフロスをこまめに使用することが大切です。また早期発見のためにはレントゲン撮影が欠かせません。

学校検診で虫歯を指摘されなかったからと言って油断しないでくださいね。歯と歯の間にデンタルフロスを通すことを忘れずに!

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